脱毛症外来②～ステロイド注射の効果～

これまでのあらすじ

2020年5月に円形脱毛症発症し、かかりつけ皮膚科で飲み薬、塗り薬とエキシマで治療するも、全く改善が見られず。大学病院に紹介してもらい、脱毛症外来でまずステロイド注射をしました。

脱毛症外来1回目続き

薬

初めての脱毛症外来では、円形脱毛部分にステロイド注射を行い（前回の投稿参照）、薬も処方されました。

処方内容は、以下の通りでした。

これまで、かかりつけ皮膚科でもらっていたものから、ビタミンE製剤がなくなりましたが、同じ内容でした。

それから、前回の投稿でも書いていたように、アトピー性皮膚炎がある人は、そっちのコントロールも重要とのことで、その薬も出してもらうことになりました。

まず、アトピーは保湿が第一なので、保湿剤を多めにと、この時は少し湿疹など症状が出ていたので、その部分に塗るステロイド軟膏＋保湿剤の混合したものも一緒に出してもらいました。

これらを次回予約までの分、処方してもらいました。

次回予約

次回は、ステロイド注射の効果を見るために、1か月半～2か月後くらいに来てと言われました。

なんとなく、もしステロイド注射が効いていなくても、早めに診察したほうが、また次の手を打てるかなと思って、6週間後の10月5日に予約を取りました。

ステロイドの注射の効果が、数か月（3か月くらい？）は持つとのことで、当初、主治医の予定では、

と言ってくれていました。

私も、順調にそうなるはずだと思っていましたが・・・

続きは、また順を追ってお話していきたいと思います。

こんな感じで、初めての脱毛症外来の診察は終わりました。

ステロイド注射の効果

私の場合は、ステロイド注射をしてから1か月後くらいには、脱毛部位がわからないくらい、短い毛が生えてきていました。

ステロイド注射をしてから、しばらくは、なんの変化もありませんでした。

しかし、２～３週間くらい経ったある日、円形脱毛症の部分を触ってみると、いつもと少し感覚が違うかも？と思いました。

これまでは、本当にツルツルって感じだったんですが、その時は、少しさらさらしているというか・・・皮膚らしい感覚？

とにかく触った感覚が違いました。

それから徐々に産毛のような毛が生えてきました。

最初は外側から生えてきて、少し円形が小さくなったかな？という程度でしたが、だんだん内側にも生えてきて、あっという間に地肌が見えないくらいになりました。

そこからは、順調に毛が伸びていきました。

自分では、あまり気付いていなかったのですが、円形脱毛症の部分だけでなく、髪の分け目あたりの毛も抜けていたようで・・・

このタイミングで、そこの毛も一緒に生えてきて、分け目あたりにも、生えたての短い毛が見られるようになりました。

なので、ステロイド注射を打って、1か月くらいで、かなり効果が現れていました。

脱毛症外来2回目

診察

そんなこんなで、あっという間に6週間が経ち、2回目の脱毛症外来の予約日10月5日になりました。

主治医は、患部を見て、「いい感じに注射の効果が出ているから、今回はこのまま様子みましょう」と。

もし効果が出ていなければ、追加でステロイド注射をする準備もしてくれていたようですが、それは使わずに済みました。

この時点で、一番目立っていた後頭部の脱毛は、短い毛で埋め尽くされて、ほぼわからないくらいになっていました。

頭頂部に髪の毛で隠れていた、小さい2か所の脱毛部分は、脱毛していたのがどこかもよくわからないくらいになっていました。

先生からもお墨付きをもらい、やっと治ると思うと、すごく嬉しかったです。

薬

薬は前回と同じものを、引き続き次回予約までの分、処方されました。

次回予約

次回は、また1か月半～2か月後くらいにとのことだったので、今度は8週間後の11月30日に予約を取りました。

このまま順調に髪が伸びて、脱毛症外来はすぐに卒業！と思っていました。

この時は、円形脱毛症の再発率が高いことを、すっかり忘れていました・・・。