今回は、昨日の続きで、脱毛症初期に片頭痛になり、2020年のゴールデンウイーク明けに病院へ行った話をしたいと思います。
片頭痛との闘い
脳神経外科受診結果
初めての脳神経外科を受診しました。
医師にこれまでの症状を伝え、まず脳のMRIを撮りました。
その結果、特に詰まっている部分(脳梗塞)があったり、腫瘍ができていたりはないとのことで、ひとまず安心でした。
ただ、脳から首のほうにつながる血管に、細くなっている部分があるので、その影響ではないかということでした。
片頭痛の治療
その日は、片頭痛の予防薬と、片頭痛が起こった時に飲む薬(下記内容)をもらいました。
ミグシス錠5mg 1回1錠 1日2回朝夕食後 30日分
リザトリプタン錠10mg 1回1錠 頭痛時 3回分
片頭痛は、脳血管が急激に拡張することによって起こると言われています。
ミグシスは、血管を拡張する薬なのですが、普段から拡げておくことによって、片頭痛を予防する薬です。
私はこのミグシスをしばらく飲んでいたのですが、立ち眩みやふらつきが起こりました。
これらは薬の作用上、よくある副作用なのですが、仕事の朝礼で立っているのがしんどかったり、仕事の作業でしゃがんでいてふと立ち上がると、ふらついたりすることがよくありました。
血管が拡張しているのだろうという効果はよくわかりましたが、頭痛はまだ起こることがあって、片頭痛予防の効果としては、あまり感じられませんでした。
リザトリプタンは片頭痛の発作(痛みや吐き気など)を抑える薬です。1回飲みましたが、こちらもあまり効果を感じられませんでした。
再受診
もらった薬がなくなる頃に、再度脳神経外科を受診しました。
薬の効果や副作用について、感じていたことを医師に伝えると、
これで効くはずやけど・・・
と言われて、
いや、効いてなくて、副作用ばっかりやねん・・・
と思いました。
通常は、この予防薬をしばらく続けるのが一般的ですが、今回は他の薬に変えておくとのことでした。
また、片頭痛の発作を抑える薬は、前兆が起こったら早めの飲むほうが、発作を抑えられるので、そのことも医師から念押しされました。
自分が薬剤師であることは伝えていなかった・・・
変更になった処方内容は、
セレニカR錠200mg 1回1錠 1日2回朝夕食後 30日分
ゾルミトリプタンOD錠2.5mg 1回1錠 頭痛時 4回分
セレニカRは、もともとはてんかんに使用されていた薬でしたが、片頭痛の発作予防にも使えるようになった薬です。こちらの薬に変更してからは、多少の眠気はあるものの、片頭痛は起きなくなりました。
ゾルミトリプタンは、最初にもらったリザトリプタンと同じ系統の片頭痛の発作を抑える薬ですが、結局ゾルミトリプタンは服用せずに済みました。
治療中断
セレニカRがなくなる頃、
そろそろ受診しないと・・・
と思っていましたが、脳神経外科がいつも混んでいたことと、もう頭痛が起こらなくなっていたことから、受診するのがめんどくさくなり、治療を中断してしまいました。
その後も、しばらく片頭痛は起きませんでした。
2020年の年末あたりからまた頭痛が起こるのですが、その話はまた時系列に沿って記したいと思います。
ストレスの影響だった?
この時の片頭痛は、円形脱毛症と直接の関係はないかもしれません。
しかし、円形脱毛症の原因の一つにストレスがあると言われています。
片頭痛も、昨日のブログにも書いたように、ストレスからほっと解放された時に起こる場合があるので、どちらもストレスの影響で起きたのかもしれないと、自分では思いました。
私はもともと出かけることが好きなんですが、コロナ渦で好きなように出かけられず、大好きなお笑いライブも休演になったり、ホットヨガにも行くことができず・・・
職場は医療機関なので、消毒や換気に敏感になったり、コロナ対応でやることが増えた上に、患者さんもピリピリしていて、対応に困ることもありました。
また、2月頃に職場の環境が変わり、これまで通りにいかないことが多くなっていたので、そのストレスもあったかもしれないと、後から思いました。
自分では、配信ライブを見たり、断捨離をしたり、オンラインヨガをしたりでストレス発散しているつもりでしたが、それだけでは発散しきれず溜め込んでいたのかもしれません。
ストレスが溜まると、自律神経も乱れてしまいます。
この時の経験から、しっかりストレス発散をしたり、自律神経を整えることの大切さを学びました。
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