カミングアウト
先日、私が円形脱毛症であること、ウイッグを使用していることを、周りにカミングアウトした時の反応について書かせてもらいました。→こちらの記事参照
今回は、その中でも、ちょっともやっとしたことがあった事例について、書きたいと思います。
ある友達の反応
私が、とある友達に、円形脱毛症になって、今ウイッグをつけているということを打ち明けた時の話です。
最初は、
全然わからへんかった!!
と、まぁ普通の反応だったんですが・・・
その後、
いくらしたん?
と値段を聞かれました。
私は素直に、
〇万くらい。
と答えたのですが、
これに対しての彼女の反応が、
高っ!
結構するな~
でした。
もやっと
この時は、さらっと聞き流したのですが、正直、これにはちょっともやっとしていました。
その時、私はまず、
いや、高いとか言われても・・・
と思ってしまいました。
私はこのウイッグがないと、安心して外出できないのです。
別に浪費をしたわけでもなく、私はただ、生活必需品を購入しただけなのです。
確かに、もう少し安いウイッグはあるかもしれません。
でも、私は何か月もずっと使うかもしれないことを想定して購入しました。
彼女に迷惑をかけたわけでもないのに、この反応には正直困りました。
関西人は言いがち
関西人は、物の値段を聞いて、「安っ!」とか「高っ!」とか言いがちだと思います。
筆者は、京都生まれ京都育ちで、大学時代だけ岡山に住んでいました。
私の経験上、関西人の友達には、新しいものを持っていると、だいたい値段を聞かれるし、「これ安かったねん」という、安かった自慢をされることも多いです笑
普段のこのノリは楽しくて好きなのですが、こういう時に出すノリではないなと思いました。
でも、ウイッグは、髪の毛がある人には必要ないものでも、使用者にとってはとても重要な生活必需品です。
そういうもので、このやり取りは、ちょっとどうかなと思いました。
まとめ
周りにウイッグ使用者がいる方へ
ウイッグに興味を持ってくれるのは、とても良いことだとは思うのですが、値段はあまり聞かないほうがいいなと思いました。
聞いたとしても、その反応には注意が必要です。
ウイッグ使用者に不快を与えないような反応ができるのであれば、ぜひ聞いてみてください。
ウイッグ使用者へ
ウイッグを使用していることを伝えたら、上記のように値段を聞かれることがあるかもしれません。
その反応に少しもやっとすることがあれば、関西ではそういうノリもあることを理解し、適度に受け流すことも必要です。
私は、彼女との信頼関係の上で、出てきた言葉だと思っています。
ウイッグ使用者も、周りの人も、お互いにもう少し理解が深まる世の中になっていけば良いなと思います。
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