2日目終了
そんなこんなで、2日目も無事に終わり、就寝時間になりました。
不眠
就寝時間の少し前に、看護師さんが様子を見に来られました。
特に体調は問題なかったのですが、初日眠れなかったことを伝えると、
「眠剤飲みますか?」
と聞かれたので、
初日、全然眠れなかったしな~・・・
っと思って、
「欲しいです!」
と伝えました。
その後、睡眠導入剤を持ってきてくれて、その場ですぐに飲みました。
ちなみに「リスミー(先発医薬品)です」って渡されたのですが、
よく見たら、後発医薬品のリルマザホン錠1mg「MEEK」でした。
めちゃくちゃ余談ですが、当時、後発医薬品の水虫治療薬に睡眠導入剤が混入していた事件が世間を騒がせていました。
そして混入していたのが、まさにこのリルマザホン錠「MEEK」でした。
なので、薬剤師的にはすこく複雑な心境になりました・・・。
そして、この事件を筆頭に、後発医薬品業界での様々な問題が浮き彫りになってきて、近年では医薬品の安定供給が脅かされる事態となっています。
眠剤を飲んだおかげか、初日全然寝ていなかったからか、2日目はぐっすりと眠れました。
入院3日目
3日目は退院日なので、10時には退院しベッドを空けないといけないらしく、朝6時くらいから点滴をすると言われていました。
看護師さんの体調確認
起床時間の6時過ぎに、看護師さんが様子を見に来られました。
いつも夜型の私は、6時はめちゃくちゃ眠たくて・・・
なんとか眠い目を開けて、これまでと同じようにバイタルサイン(血圧・脈拍・体温等)を測定され、体調を聞かれました。
「昨日はよく眠れた」と伝えました。
点滴3日目
そして、点滴が開始されました。
3日目の副作用
3日目も、2日目と同じように、動悸は感じなかったです。
しかし、やっぱり苦味はありました。
8時から朝食だったので、その頃には苦味を感じていたため、食事前に歯磨きをして、口内スッキリさせてから食事を摂りました。
点滴終了
3日目ともなれば、もう慣れたもんです笑
特に大きな副作用もなく、無事にステロイドパルス療法を終えました。
点滴終わってから、採血とかあるのかな?なんて思っていたのですが、それもなく・・・
3日間、ずっと刺しっぱなしだった留置針も抜いて、処置してもらいました。
抜かれた時に、ふと針を見ると、結構太くて、針というよりプラスチック?みたいな感じだったので、確かにこれを血管に刺すのは難しそうやなぁ~とか思ってしまいました。(初日、なかなか刺さらなくて、失敗されまくった・・・)
退院
点滴が終わったら、荷物を片付けて、退院です。
看護師さんが、退院時の薬も持ってきて渡してくれました。
病室の最終チェックをしてもらって、お世話になった看護師さんにお礼を言って、退院手続きへ。
3日間だけだったので、2泊3日の旅行気分くらいで来ましたが、大きな副作用も出ず、とりあえずよかったと思いました。
あとは効果が出れば良いのですが・・・
退院の事務手続きを終え、会計は後日請求書払いとのことだったので、そのまま帰路につきました。
ちなみに、後日届いた請求書を確認すると、2泊3日のステロイドパルス療法の入院で、食費等も含めて4万円弱(3割負担)の自己負担でした。
私が入院中は、ちょうど寒くなる日で、2日目なんか朝起きたら、少し雪が積もっているくらいだったのですが、退院日はお天気もよく、気持ち良い気分で帰れました。
体調スッキリ
入院していたのが、水曜日~金曜日だったので、その週末の土日も休みでした。
3日間、病院で規則正しい生活をして、きちんと栄養も摂っていたためか、退院後はしばらく、すごく体がスッキリしていました。
退院してから気付いたのですが、入院前はずっと薄っすら頭痛がしていたのですが、退院後はそれがなくなっていました。
規則正しい生活で、自律神経も整ったためかなと思います。
やっぱり規則正しい生活、大事です。
血管炎
退院してからしばらく、留置針を抜いた周辺が血管炎になっていました。
特に痛みとか熱感、腫れはなかったのですが、腕がところどころ赤紫色になっていました。
写真だと、結構痛々しく見えますね・・・
徐々に薄くなっていって、数週間後には、治まっていました。
ディズニーオンクラシック
実は私、退院日の翌日の土曜日に、ディズニーオンクラシックに行く予定にしていました。
翌日だし、体調面で大丈夫かな?と思っていたのですが、大阪まで行く気力は残っていました。
本当は、この土曜日、午前中仕事の予定だったんですが、私の入院を知った後輩が、勤務を代わってくれました。
その後輩にはめちゃくちゃ感謝です。
(入院で3日間休むことになり、職場には迷惑かけましたが、退院翌日から働かせるのもどうかとおもいますよね・・・体調もどうなっているかわからないのに・・・)
おかげで退院してから少しゆっくり過ごせたので、無事にディズニーオンクラシックに行けました。
いつも行き慣れている大阪ですが、3日間ほぼベッド上にいたため、少し足腰が弱って、体力もなくなっている気がしましたが、なんとか会場にたどりつけました。
そして、公演が始まって、第一音目を聞いた瞬間、涙があふれてきました。
無事にここに来れてよかったという思いなのか、これまでの脱毛の辛かった経験を思い出してなのかわかりませんが、いろいろな感情が溢れてきて、しばらく涙が出ました。
しんどい状況でも、自分の好きなものに触れるというのは大事だなと実感しました。
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