ステロイドパルス療法入院③~不眠→点滴2日目~

経過

1日目終了

不眠

ステロイドパルス療法、1日目が終わり、22時の消灯時間となりました。

消灯時間の少し前に、看護師さんが様子を見に来ました。

「眠れなかったら、眠剤もあるし、言ってね。」と言われていました。

初日なので、どんな感じになるかわからなかったので、とりあえず眠剤はもらわずに寝てみることに。

しかし、普段、日付が変わってからしか寝ない私は、22時はまだまだ眠れるわけがなく・・・

本当は、消灯時間後はダメですが、こっそりTVドラマを見たりしていました。

その後、本を読んでみたりもしたのですが・・・

普段寝る、深夜2時頃を過ぎても、全く眠くならず・・・

ベッドの電気を消して、ゴロゴロしてみるものの、全然眠れませんでした。

何度か、眠剤をもらうことも考えたのですが、今から飲んだら、朝起きられないかもしれないことと、わざわざ夜中にナースコールを押すことに躊躇してしまいました。

ナースステーションまで、眠剤をもらいに行くことも考えたのですが、夜中の病院が怖い、ポンコツ薬剤師には、病室から出るのはハードルが高かったです・・・

そうこうしているうちに、時間だけが過ぎて行き・・・

寝れなさすぎて、時計見ないようにしていたのですが、ついにふと時計を見ると、5時でした。

そこからやっと、少しうつろうつろしてきた気がするのですが、あっという間に6時の点灯時間になりました。

というわけで、初日ほぼ眠れなかったです。

枕が変わったり、病院だしという緊張感ももちろんあるとは思いますが、ステロイドの副作用の不眠が、めちゃくちゃ大きく影響したと思います。

初日、ステロイドの点滴を開始する時間も遅かったので、まぁ~しょうがないかといった感じでした。

通常、ステロイドは体内で分泌される時、朝たくさん分泌され、夜にかけて分泌量が少なくなります。

なので、ステロイドの飲み薬を飲む場合は、体内の分泌量に合わせて、朝~昼くらいまでに服用する場合が多いです。

その方が、副作用の不眠の影響を避けるためにも、合理的でもあります。

入院2日目

看護師さんの体調確認

朝食前くらいに、看護師さんが様子を見に来られました。

バイタルサイン(血圧・脈拍・体温等)を測定し、体調を聞かれました。

眠れなかったことと、少し頭痛がしたので、そのことを伝えると、

「眠剤もあるので、必要ならまた言って。」ということと、頭痛に対しては、薬飲むか聞かれたので、もらうことにしました。

しばらくすると、カロナール300㎎(解熱鎮痛剤)を1錠持ってきてくれたので、すぐに飲みました。

カロナールは昔から使われている、安全性の高い薬ですが、用量多く飲める薬(鎮痛作用では1回300㎎~1000㎎)なので、300㎎で効くかなぁ~なんて思っていましたが、しばらくしたら頭痛は落ち着きました。

点滴2日目

2日目の点滴は、朝食が終わってから開始でした。

初日と同じように、点滴の留置針が詰まっていないか確認後に、ステロイドの点滴をつながれました。

ポータル心電図も装着されました。

2日目の副作用

初日みたいに動悸がするのかなぁ~と覚悟して挑みましたが、2日目は動悸はほとんど感じなかったです。

初日は、体内にステロイドがいきなり大量に入ってきて、血液中の濃度が急激に上がるので、動悸が起こっていたのだと思います。

2日目は、初日にある程度、血中濃度が上がった状態からのスタートなので、急激に濃度が変動するわけけではなく、体も慣れていたためと思われます。

しかし、苦味は2日目も感じました

苦味の対処法!

点滴開始が、食後だったので、点滴しながら無意識に歯磨きをしました。

すると!!

嫌な苦味を感じなくなりました!

口の中が苦いのって、なにげにずっと感じるとストレスなので、良いタイミングで歯を磨いた自分を褒めたいです笑

とある睡眠導入剤(飲み薬)でも、苦味が出る薬があるのですが、それは薬が体内に吸収→代謝される過程で、再度唾液から分泌されるために起こるといわれています。

その場合も、歯磨きで唾液を流すことで軽減されるという報告があったりするので、同じような原理なのかなと思いました。

もし、苦味・味覚異常の副作用が出た場合は、ぜひ歯磨きを試してみて欲しいです!

点滴終了

2日目の点滴は、お昼頃には無事に終了しました。

なので、その後の時間がめちゃくちゃ長かった・・・笑

退院時処方

合間に入院の主治医の先生が様子を見にこられ、明日の退院時にどの薬が必要か等聞かれました。

これまで使っている塗り薬の手持ちが、あまりなかったので、処方を願いしました。

他に必要なものがないか聞かれたので、アトピーの症状が出た時に使うために、プロトピック軟膏が欲しいと伝えると、快く処方してくれました。

それから、退院後の次回診察予約もこの時に取りました。

夕方くらいに、私のベッドの前(カーテン越し)で、看護師さんが、他の看護師さんに

「この薬(私が他の病院でもらっていた薬)は、いらんのかな?」等話しているのが聞こえてきました。

「薬剤師さん、今日はもういないし、どうしよう・・・?」とかも聞こえてきました。

明らかに、私の退院時処方のことっぽかったので、看護師さんの仕事を増やすのも申し訳ないので、

「その薬は、他でもらうので、次回受診の分まで持っているので大丈夫です!」と、思わず口を出してしまいました。

直接聞いてくれればとも思いましたが、いろいろ気付いてくれた看護師さんには感謝です。

隣のベッドの患者さんは、コレステロールの薬を服用していたのを伝えていなかったようで、退院日の朝に言い出して、看護師さんがすごくバタバタして大変そうでした。

入院時には、他の病院でもらっている薬も、あらかじめきちんと伝えておきましょう。

そして、退院時に必要な薬も、できるだけご自身でも確認しておきましょう。

他院でもらっていた薬に関しては、病院側もいつまでの分があるか等、きっちり把握できているわけではないので、薬手帳やお薬情報を活用しましょう。

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