これまでのあらすじ
2020年5月に円形脱毛症を発症し、かかりつけ皮膚科では改善せず、8月から大学病院へ。
ステロイド注射をして、10月の診察時には、地肌が見えないくらいに髪が生えてきて、短い毛が伸びていました。
そのまま様子をみることになり、次は11月30日に大学病院の予約を取っていたのですが、11月頃から抜け毛が増えてきました。
大学病院受診
再発し、どんどん進行していくうちに、やっと大学病院受診の日がやってきました。
何事もなければ、この頃にはもう、大学病院の脱毛症外来は卒業できると思っていたのに・・・
診察
先生に、
どう?
って聞かれて、
抜け毛が増えてきて。
顔回りの毛とか、もみあげとかなくなって・・・
ボリュームも減ってきました。
って、めっちゃ暗く言いました。
すると、先生に、「ちょっと、顔回りの髪を上げて見せて」と言われたので、オードリー春日の『鬼瓦』状態(ふざけた顔はしてません笑)で、髪を上げて見せました。
・・・・・。
その状態で、気のせいやとは、よう言わんわ。
先生は、慎重に言葉を選んで発したように感じました。
ですよね~・・・
他人(先生)から言われることで、改めて、再発・進行していることを実感しました。
・・・・・。
点滴する?
と聞かれて、
やっぱり、ステロイドパルスかぁ~・・・
と思いました。
ステロイドパルス療法
私がしばらくフリーズしていると、先生が、ステロイドパルス療法の説明を始めてくれました。
- 3日間、入院して、大量のステロイドを点滴で入れること。最終日は、朝から点滴して終わり次第お昼には帰れる。
- 通常は、発症から6か月以内の、急速に進行していて、脱毛範囲が頭部の1/4以上の場合で適応があるけど、6か月過ぎたからと言って、全く効果が出ないわけではなくて、早めにやったほうがいいと言われている。(私は最初の脱毛が5月だったので、この頃ちょうど6か月を過ぎた頃でした)
まず、これらの説明を受けました。
これまで入院なんてしたことがない私にとって、正直、ステロイドパルスはハードルが高いなと思っていました。
大量のステロイドを投与するので、副作用管理のために入院が必要なことは理解できるのですが・・・
なにせ、夜の病院が怖いという理由で、病院への就職を考えなかった薬剤師なもので・・・
(病院の薬局って、地下の霊安室の隣だったりすることが多いんです・・・)
入院なんて、夜中にトイレ行きたくなったりしたら、怖すぎて無理!って思っていました。
でも、やっぱり早い方が効果が出やすいんだろうなと思い・・・
当時、髪が抜けていくのが本当に辛くて、藁にも縋る思いだった私は、その場ですぐにステロイドパルス療法を受けることを決めました。
主治医の先生も、この辺の治療のスピード感を重視してくれていたので、なんとか私も今、寛解することができているのかなと思っています。
この後は、入院の日程を決めたり、治療の同意書について説明があったりと、話がどんどん進んでいきます。
続きはまた次回に!
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