これまでは
2020年ゴールデンウイークに円形脱毛症を発症してから、指摘されるまで3週間ほど全く気付かず。
気付いてから、職場へは、髪の毛の結び方を工夫して、隠して行っていました。
ちょうどコロナ渦で、仕事以外に出歩くこともあまりなかったので、しばらくはそれで様子みていました。
ウイッグデビュー
しかし、6月中旬~7月頃になり、コロナも少しずつ落ち着いてきたので、人に会う機会がまた少しだけ増えてきました。
特に、所属しているオンラインコミュニティのオフ会に参加することになり、初対面の人には、脱毛をバレたくない思いが生まれ、ウイッグデビューすることにしました。
リネアストリア
ネットでいろいろと下調べしたところ、私がたどり着いたのは、リネアストリアさんでした。
ウイッグを調べていると、わりと年配の方向けのものを多く見つけたのですが、このリネアストリアさんは、若者向けって感じで、流行の髪型もあります。
見ていると、かわいいものがたくさんあり、少しテンションが上がりました。
また、お値段もピンキリですが、お手軽に手に入れられるものもあります。
認定サロン
ネットでも購入できるのですが、やはり初めてのウイッグなので、実際にいろいろと試してみたいなと思いました。
調べていると、リネアストリアさんのウイッグを取り扱っている認定サロン(美容室)が、京都にもあり、幸運にも割と近くにあったので、そちらに行くことにしました。
ウイッグの毛質
最初に、美容師さんからは、ウイッグの毛質として、人毛・人工毛・MIXについての説明がありました。
人毛
文字通り、人の毛で作られているものです。
肌触りがよく、ウイッグ特有の光沢がなく自然な感じ。
元の毛質の影響があったり、元の毛のくせが出ることもあるそう。
カラーリングやパーマも可能。
100%人毛のものは、ウイッグの持ちはいい(1~2年)けど、値段が高い。
人工毛
化学繊維で人工的に作られている毛です。
人工的な光沢が出やすい。
形状記憶されているので、スタイリングが簡単。
ウイッグの持ちは数か月。値段はお手頃。
MIX
人毛と人工毛のMIXです。
両方のよいところをバランスよく取り入れている。
スタイリングが人毛100%よりは簡単。
持ちは半年くらい。
ウイッグの種類
私は当時、後頭部の10円玉大くらいの大きさの円形脱毛を隠せれば、なんでもいいやと思っていました。
その旨を、美容師さんに相談すると、次の2種類試してみることになりました。
フルウイッグ
一般的にウイッグと言うと、こちらを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
私もウイッグ=フルウイッグのイメージでした。
頭にネットをかぶり、地毛をネットの中にまとめて、その上から全頭型のウイッグをかぶる感じです。
私は、普段使いできるもので、なるべく自分の地毛の感じに近いものが良いなと思って、いくつかお試しでかぶらせてもらいました。
しかし、フルウイッグはどうも似合わないというか、私の元の髪型とは違う感じで違和感を感じました。
他の方のブログなどを見ていても、言っている方が多いのですが、フルウイッグって一般的に毛量がすごく多いようです。
もともと、髪質が細くて柔らかくて、毛量も少ない私には、フルウイッグはちょっと違和感がありました。
トップカバー
フルウイッグがイマイチだったので、今度は違う種類のもので、トップカバーを試させてもらいました。
私が試したのは、こちらの商品でした。
このトップカバーは、装着すると、頭頂部に地肌代わりの生地がくるので、少し後ろ目につければ、私の円形脱毛部分もその生地でカバーすることができました。
毛量も、そんなに多くなく、つけていてもフルウイッグよりとても自然な感じでした。
つけ方もとても簡単で、頭頂部に乗せた状態で、前後のクリップを地毛にパチッ、パチッと留めるだけです。
フルウイッグだとネットをかぶったり、前準備から少し気合がいる感じがしたので、こちらはとても使いやすそうだと感じ、今回はこちらを購入することにしました。
カラーも3種類あり、当時の髪色に近い、ダークブラウンを選びました。
こちらの商品の毛質はMIXだったので、スタイリングもしやすく、良い感じでした。
私は地毛がストレートなのですが、ヘアアイロンなどの熱にも耐えられるとのこと。
お手入れ用品
シャンプー・トリートメント
初めてのウイッグだったので、お手入れ用品も一緒に購入しました。
シャンプー・トリートメントはウイッグ専用のものを購入しました。
シャンプーは泡立たないタイプなので、洗い流すのが簡単とのこと。
洗面器にぬるま湯を張り、そこにシャンプーを入れて、ウイッグをつけて、押し洗いするだけでいいそうです。
手でしっかり水を切って、タオルに挟んでさらに水分を取り、トリートメント(スプレータイプ)をつけて、乾かします。
ドライヤーも使用しても良いとのこでしたが、平らな場所に置いて自然乾燥のほうが痛まないと。
ウイッグを洗うのは、週に1回程度でよいとのことでした。
ヘアブラシ
髪をとくブラシも、ウイッグ専用のものもあるようでした。
専用のものは、静電気が起こりにくかったりするそうです。
しかし、ブラシの目が粗いものであれば、なんでもいいとのこと。
よくホテルに置いてあるヘアブラシでちょうどいいやん!と思い、購入はしませんでした。
まとめ
私は、以上のような感じで、ウイッグデビューしました。
ウイッグは、なかなかハードルが高いと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、最近は種類もとても豊富なので、自分に合ったものが見つかる可能性も高いと思います。
また、経済的にもウイッグの購入が難しい方もおられるかと思いますが、人工毛のものであれば、本当に安かったりするので、一度調べてみられることをオススメします。
みなさんが、円形脱毛症の期間を、少しでも快適に過ごせたら良いなと思います。
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