はじめに
今回は、少し時系列が前後してしまったのですが、円形脱毛症がわかった頃から改善するまでの間、髪型をどのようにして過ごしていたかについて、書きたいと思います。
髪型
脱毛部位
私の円形脱毛症は、一番目立つものは、後頭部にできており、下図のような感じでした。
頭頂部にも小さなものが2か所できていたのですが、それは分け目の少し外側にあり、髪の毛で普通に隠れていたので、特に対処はしていませんでした。
これまでの経緯
2020年のゴールデンウイークに円形脱毛症を発症していたのですが、それから3週間ほど経って家族に指摘されるまで、後頭部がこんなことになっているなんて、全く気付いていませんでした。
指摘されるまで、上の図のように、髪の毛を下して過ごしていました。
コロナ渦で、あまり出歩いてはいなかったのですが、職場の人には見られていたかもしれません。
実際、上司の一人は気付いて、声をかけてくれました。
試行錯誤
なので、急にウイッグをしていくのも、バレバレだろうし、なんか違うと思い、髪型でなんとかならないかなと、鏡の前でいろいろと試行錯誤しました。
脱毛部位が、後頭部の上部で、真ん中より少し右っていうのが、なかなかくせ者で、もともと髪の毛が細くて少ない私は、隠すのにかなり苦労しました。
髪を真ん中で結ぶと、一つ結びでもハーフアップでも、脱毛部位が丸見えになってしまいました。
そこで、左側の髪の毛を、右側に流してきて、右耳の下あたりで一つにまとめ横結びにしてみました。
すると、毛の流れ的にも、左側の髪でうまく脱毛部位を隠すことができました!!
念のために、脱毛部位を隠しているあたりの髪の毛を、下からピンで留めておきました。
そのピンを止めていても、かなり自然な感じでした。
茶色矢印:髪の毛の流れ 灰色部分:ピンで留めた部分
こうして、なんとか隠すことに成功し、仕事には、この髪型で行っていました。
私が円形脱毛症になっていると気付いていた上司にも、
隠し方上手いな!
と言われました。
気持ち的にも
自分の気持ち的にも、家の外ではちゃんと隠していたほうが、落ち着いていられる気がしました。
それでも、後ろに人が立っている時とかは、
見えてないかなぁ~?
とか、少し気になってしまいましたが・・・
季節的に、ちょうど暑くなり始める頃だったので、髪の毛を結ぶことで、自然に隠して、自信をもって仕事に行くことができました。
アイテム
仕事に行く時は、髪の毛を結ぶことで隠していたのですが、それ以外の時に使っていたアイテムをご紹介したいと思います。
ヘアピース
おすすめ
ちょっとした外出の時は、円形脱毛症の部分だけに、部分用ヘアピースを使用していました。
髪の毛の束になっているものを、粘着テープで頭皮に貼り付けるタイプを使っていました。
円形脱毛症を隠すアイテムについては、ネットでいろいろと調べたのですが、最終的にはAmazonで見つけた、このタイプのものを購入しました。
後頭部で自分では見えにくい場所だったので、貼る場所がずれてしまったり、慣れるまでは少し難しかったですが、うまく貼れると、脱毛部位が全然わからないくらい自然でした。
髪色や、髪の長さ、脱毛部位の大きさに応じて、いろいろと種類があるので、自分に合ったものを使用することで、かなり自然に隠すことができるアイテムです。
失敗談
ヘアピースでの失敗談をご紹介したいと思います。
私は当時、ホットヨガに通っていました。
定期的に通っていると、体調がとてもよかったので、体調管理のためにも、なんとか円形脱毛症を隠して、ホットヨガに行きたかったのです。
そこで、ヘアピースを使用して、何度かホットヨガに通っていました。
ヘアピースをつけて、髪もまとめて結ぶので、そんなに取れる不安もなく、ホットヨガスタジオは基本的に照明が暗めなので、バレにくいと思っていました。
しかし、ある日、ホットヨガに行き、着替えを済ませて、スタジオでウォーミングアップをしていた時、ふと髪を触ると、ヘアピースが取れてしまいました・・・
そのまま取れたヘアピースを、もとの頭皮あたりに押さえながら、慌ててトイレに駆け込みました。
誰にも見られていないことを祈りつつ・・・
その日は、とても暑かったので、スタジオに向かうまでにも汗をかいてしまっていて、粘着テープの粘着力が弱くなってしまっていました。
もう一度貼っても、1時間のホットヨガには耐えられなさそうだと判断し、その日は髪の流れと結び方で隠すことにしました。
スタジオの暗さと、みんなヨガに集中していて、誰も他人の後頭部なんて見ていないことを信じて・・・
まとめ
メリット
・種類が豊富で自分に合うものを見つけやすい
・うまく貼れると、すごく自然
・脱毛部位が髪の中側だと、さらに自然に隠せる
デメリット
・粘着テープの製品は、汗や水に弱いので、暑い時期や、汗をかきやすい方には不向き
・脱毛部位が自分で見えにくい場合、貼るのが難しい
・肌が弱いと粘着テープにかぶれることも
・髪の毛が生えてくると、使用できない
私の場合、ステロイド注射をしてから、わりと早く発毛してきたので、ヘアピースを使用していた期間は3か月くらいですが、仕事以外に出かける時のみだったので、購入した分が使いきれずに残ってしまっています・・・。
以上、ヘアピースを使用してみようか迷っている方の参考になれば良いなと思います。
隠し方に困っている方は、一度ヘアピースを試してみてもよいかもしれません。
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