これまでのあらすじ
2020年のゴールデンウイークに円形脱毛症を発症し、かかりつけの皮膚科に通院するも、一向に毛が生えてくる兆しが見られず、ついに大学病院に行くことに。
ついに大学病院へ
さすが大学病院!
7月27日にかかりつけ皮膚科で、大学病院への紹介状を書いてもらって、大学病院の初診の予約も取ってもらいました。
それから1週間ほど経った8月4日、初めて大学病院を訪れました。
9時予約でしたが、初診なので、それまでにいろんな手続きもあるだろうと思い、早めに到着しました。
朝一の大学病院は、さすがに人でごった返していました。
なんとか総合受付で紹介状を出して、診察券を作成してもらい、それを再来受付機に通すと、なんと受信機が出てきて、患者はその受信機の指示に従い移動していきます。
受信機は、ポケットサイズのもので、画面上で次に向かわなければいけない診察室や検査室がどこか示してくれたり、診察の順番がきたら音と振動でも知らせてくれるようなものでした。
さすが大学病院!!
システムがすごい!
なんて思いました。
皮膚科へ
やっとのことで、皮膚科外来の診察場までたどり着いたら、ほとんど待たずに受信機が鳴り、診察室に呼ばれました。
診察室内には、医師と見習いっぽい若い医師の2人が待っていました。
私の行っていた大学病院では、まず初診担当医が総合的に診て、次回から各分野の専門医に振り分けられるようです。
まず、簡単にこれまでの経緯を話し、患部を診てもらいました。
2人がかりで頭をじっくり診られるのは、かなり変な感じでした・・・
髪の毛を引っ張って抜けないかの確認もされました。
当時は特に他の部分が脱毛していることもなかったので、全然抜けませんでした。
そして、診察後は血液検査、尿検査を含め、いろいろな検査をしました。
組織検査(生検)
頭皮の中にある毛包が正常かどうか確認するために、組織検査を行いました。
脱毛部分の皮膚組織を切り取って検査するのですが、私は一番目立つ後頭部の脱毛ではなく、髪の毛で隠れて目立たない頭頂部の脱毛の部分から組織を取ってもらうことになりました。
私の想像では、ほんの少し皮膚を取るくらいと思っていたのですが、実際は縫合が必要なくらい深めに?取っているようでした。
これは、また別の先生が行ってくれました。
局所麻酔が効いていたので、処置中はほとんど痛みはなかったのですが、頭を切られているような感覚だけはありました。
ベッドに横になり、ガーゼを顔にかけられていた(美容院のシャンプー状態ですね)ので、あんまり状況は分からなかったのですが、無事に縫合を終えて、看護師さんが傷口を抑えて止血してくれました。
そして、起き上がってみてびっくり!
めちゃくちゃ出血していました。
頭部を切ったんだし、そらそうか。
私が頭を置いていた部分には、シートを引いてあったのですが、そこが予想以上に血まみれで、ちょっと引きました。
こんなに出血して、私大丈夫なんやろか・・・?
と思うと、ちょっと貧血になりかけました。
そして、切ったのが頭頂部だったので、血が後頭部のほうに流れ落ちていくので、後ろの髪の毛が血まみれでパシパシになっていました。
それを看護師さんが、一生懸命拭き取ってくれました。
看護師さんに、
「帽子とか持ってますか?」
って聞かれて、どういうことやろ?と思ったら、看護師さんが鏡を持ってきてくれて・・・
頭にめちゃくちゃでかいガーゼを貼られていました。
正直めちゃくちゃ目立ちます。
午前中は仕事休ませてもらったけど、午後は出勤しないといけませんが、この状態ではちょっと無理・・・
「帽子ないです」
と言いながら苦笑い。
「(帽子)下の売店でも売ってるけど」なんて言われたけど、結局もう少し小さいガーゼに貼り替えてくれました。
血が止まっていたら取ってもいいとのことだったので、なんとか仕事行けそうです。
病院で頭にガーゼしてるのは、そんなに目立たないだろうと思って、結局は帽子も買わず、そのままで他の検査にも向かいました。
血液検査
かかりつけ皮膚科でも、最初に血液検査はしましたが、もう一度もっと詳しく血液検査をしました。
大学病院なので、採血室みたいなところがあるんですが、そこの人の多さと流れ作業ぶりに驚きました。
血液検査は診断の基本なので、患者さんが多い多い。
でも、採血してるいる看護師さんも、めちゃくちゃたくさんでした。
少し待って、順番が来て、採血をしてもらいました。
私の気のせいかもしれませんが、
この大学病院の採血の針が、なんか太めな気がして、刺している時いつもよりちょっと痛かったです・・・
まぁ太いほうが早く採血できるからですかねぇ・・・
あとから、診療明細書の検査項目を見ると、血液検査の項目がめちゃくちゃ多かったです。
腎機能、肝機能、電解質、血糖値のような一般的な内容はもちろん、
脱毛に影響があるかもしれない甲状腺ホルモン、梅毒、亜鉛などもあり、
他には、免疫系のものも入っていました。
次回は
そんなこんなで、いろいろな検査をしてから、その日は帰路につきました。
次回予約
次回からは、脱毛症専門の先生にかかることになりました。
脱毛外来は、月曜日の午前中らしく、祝日や仕事休めない日をはさんでいて、なかなか行ける日がなくて・・・
結局、たまたま仕事休みにしていた月曜日にすることにしたのですが、
その日は予約枠が埋まってしまっているので、予約の診察が終わるまで待たないといけないけど、それでもよければ診てもらえるとのことだったので、そうしました。
というわけで、次回、8月24日12時過ぎに受診することになりました。
その前に
組織検査で縫合した部分の抜糸に、1週間後くらいに来てと言われて、1週間後の8月11日に抜糸に行く予約を取りました。
職場には申し訳ないけど、その日も仕方なく、午前中は仕事を休むことにしました。
上司に伝えると、
早く終わったら、時間年休(うちの会社は時間単位で有給休暇が使えるんです)ってことにして、早く来てくれてもいいから。
って言われました・・・
そうです、うちの薬局、めちゃくちゃ人手不足なんです・・・
この話は、また今度ゆっくりしたいと思います。
というわけで、次回はついに脱毛外来に行きます。
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