円形脱毛症になった頃、私はもう一つ他の症状に襲われていました。
片頭痛です。
片頭痛が起こるまで
これまで
数年前から、閃輝暗点(せんきあんてん)と呼ばれる、片頭痛の前兆と言われている視覚異常が、たま~に起きることがありました。
これまでは年に1回あるかないかくらいの頻度で、忘れた頃に起こる感じでした。
閃輝暗点のあとは、激しい頭痛が起こる場合が多いと言われています。
しかし、私の場合はこれまで閃輝暗点が起こっても、その後実際に頭が痛くなることはありませんでした。
ここ2年ほどは、体調がよくなったのか起こっていませんでした。
ちょうどホットヨガを始めた頃から起こらなくなったので、ホットヨガのおかげかなと思っていました。
閃輝暗点の症状
私の場合は、家でTVを見ている時や、外出中に強い太陽の光を見た時なんかに起こっていました。
視界の端に、ギラギラとした歯車のような形のものが見え始め、次第にゆっくりと中心部に移動してきます。
そのギラギラとしたものが見えている部分は、視野が欠けたように感じます。
視野欠損の場合などだと、片方の目の異常だと思うのですが、閃輝暗点の場合は両目ともそのギラギラしたものが見えるので、目を片方ずつ閉じても、ギラギラはずっと見え続けます。
しばらく(私の場合は20~30分くらい)すると、そのギラギラは視界を横切って見えなくなるので、その間はできるだけ安静にして目を閉じて耐えていることが多いです。
閃輝暗点は、脳の視野に関わる部分の血管がけいれんして起こると言われています。
久しぶりに
最初に円形脱毛症になった2020年5月の大型連休中のこと。
大量に毛が抜けた日の前か後かに、久しぶりに閃輝暗点が起こりました。
この頃、最初の緊急事態宣言中で、ホットヨガにもしばらく行けていなかったので、その影響もあったかもしれないと思いました。
閃輝暗点は、ストレスから解放され、ほっとリラックスしていると起こるともいわれてます。
普段は出歩くことが多くあまり家にいなかった私ですが、ゴールデンウイークもどこにも外出できず、ストレスは溜まってきていたとは思いますが、ずっと家にこもっていたので、リラックスしすぎてしまったのかもしれません。
いつも通り、しばらく横になって目を閉じて休んでいました。
すると、今回はその後から頭痛が起こりました。
激しい頭痛ではなかったのですが、この頭痛が数日間と長引きました。
脳神経外科へ
以下のことが気になったので、連休明けに脳神経外科を受診することにしました。
- かなり久しぶりに閃輝暗点が起こった
- 閃輝暗点のあとに、これまでなかった頭痛が起きた
- しかも頭痛が長時間続いている
長くなりそうなので、今回はここまで。
次回は、脳神経外科の受診結果、私が使用した治療薬等について書きたいと思います。
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